帽子教室通信 2021年 1月19日(火曜日)


 
12月に作ったお父さんのハンティング、サイドクラウンの形がイマイチだったので、
サイズ60cmのトップクラウン後ろ1cm大きくしてパターン引き直し、生地裁断から
やり直しました。表地、裏地を縫い合わせています。

 

トップクラウン4枚ピースごとにステッチを掛け、納得いくハンチングの出来上がりです。

 

ブレード手縫いでブリムが縫いあがり、もう一度木型に入れ、サイズ元に印を付けています。

 

所々、縫い目が粗いところ、縫っています。  ブリム幅を揃えて、クラウンと合わせています。

 

サイズ元、立まつりで縫い合わせます。



生徒さんが知り合いから、頼まれた毛皮の帽子
ミンクのしっぽで作られている毛皮の帽子、サイズを大きくとの事ですが、
毛皮の場合、内側を状態を見ないと、お直しは禁物です。10年ぐらいは経っていると思います。
何と、サイズ元に、バクラムが使ってあり、ボロボロの状態でした。毛皮にはバクラムは使いません。
サイズを大きくとの依頼なので、バクラムを取り除き、毛皮には触れず(裏側、風化しています
下手をすると、簡単に破れます。)、裏地を元に戻しご希望のサイズのサイズリボンを付けて終了しました。
まあ、サイズは大きくなったので完了です。簡単にお直しを引き受け手はダメですよ(>_<)

 

ブリムにサイズリボンを付けてから    ブレードでブリムを巻いて、ピンから躾糸に変えて
 クラウンと合わせます。               家で手縫いするそうです。