帽子教室通信 2015年1月5日(月曜日)
        

今年初めての帽子教室ですが、午前中の教室は、まだ、小学校が始まっていない為
3人のところ、お1人です。雪が凄かったね〜とお話をしながら、

ご主人のハンティングを縫っているところです。



作りたい帽子のサンプルがありましたが、8枚接ぎのキャスケットだったので
1からパターンを引く事に。

 

カーブ線が細いシャーペンだと上手く引けません。
家に帰って、落ち着いて引くそうです。



ウールキャプリン型帽体、台形キャノチエに型入れをして、クラウンをカットして

 

ブリムの木型に型入れ



サイズリボンにカーブを付けて、もう一度サイズリボンの長さを確認して、帽子に付けます。

  

クラウンとブリムを縫い合わせたところです。横のシルエットです。
グレーのリボンを希望ですが、教室にはぴったりの色がなく、探してくるそうです。
この帽体もチェコ製でブリムがリバーシブルで、ビバーのプリント柄です。
輸入品で円安の上、消費税も上がり、高い帽子材料です。
仕上がりはとても素敵です。お値打ちの帽子です。

 

15・6年前に作った帽子、髪型がソバージュからショウトカットに変わったので、被りにくいとの事で
高級な帽体なので、デザインを変えることに。この方は20年ぐらい習っておられるので、昔、作った
帽子が沢山あるとの事で、それなら、リフォームして、被れる帽子にデザイン変更です。

 


クラウンの上にブリムを重ね、被りやすく、今風に変えました。
サイズ元のトリミングでまた、雰囲気は変わります。良い帽体だから出来るのです。