アトリエ通信 2021年 2月1日(月曜日)


私が、洋裁を習っていると言ったら、友人がもう洋裁はしないので、手持ちの生地を沢山送ってくれました。
今では、買いたくても、手に入らない生地等があり、ありがたい事なので、お礼に帽子を作って、まだ寒いこの時期に
被る帽子を急いで作って送りました。でも、彼女は96歳のお母さんを永年介護され、今は施設に入っておられるとは言え
洗濯物等へ週に2回は施設に通う日々ですが、電話では話をしていましたが、かれこれ30年近くは会っていません。
彼女に地味かなぁ、可愛いすぎるかなぁ等と悩みながら、作りました。

ブレード帽子、急いで仕上げるので、手縫いのところ
ミシンをかけて仕上げました。
ミシン掛けとはいっても、躾を掛ける位置が微妙です。
ブレード専用ミシンではないので、職人さんでもないので
テクニックが必要でした。頑張って1日で縫い上げました。
手縫いなら、一日では出来ません。
シックな色合いでワンピースチップを使って、トークに仕上げました。
マダム風にエレガントに仕上げました。
被ってくれる友人は30年会っていませんが、
目鼻立ちのスッキリした美人さんです。
こちらはサンプル(手縫いです。)でしたが、クラウンの高さを
低くして仕上げました。
茶系ですが、被ると白い部分が目立ち、
今の時期、春を感じる、被りやすい帽子になりました。
コートの衿にブリムが当たりやすいので
上に上げて被ると、快適です。
ネームが付いているのが後ろ中心です。
サイズリボンがフリーサイズになっています。
このリボンを引っ張るとサイズが全体に小さくなります。
ブレードは折り畳みが出来ます。この様にイカの様な
形にしてバックに仕舞ってください。
こんな、画像入りの説明も一緒に入れ、送ったところ
サイズもピッタリ、とても喜んでくれました。
只今、コートの袖付け後、
袖の裏地をまつっています。
袖と衿が付きました。